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新刊情報!秋田の湯沢・雄勝弁あれこれ 根本俊夫著

新刊・出版物等
06 /11 2018
秋田の湯沢雄勝弁あれこれblog

秋田の 湯沢・雄勝弁あれこれ
 だんだん日常語でなくなっていくふるさとの言葉が懐かしくなって、これを記録しておきたくなりました。私は高校を卒業以来湯沢を留守にしており、会社を定年退職して平成十五年に四十三年ぶりに帰郷したときは、我ふるさとの言葉が自由に使えることになって、ほっとしたものでした。
 でも、来た当初は日常会話の環境に、何となく違和感がありました。特に若い世代の人たちは、昔からあったふるさとの言葉をあまり使わず、私たちの世代が無意識に日常使っていた言葉が通じにくくなっていました。これは、東京弁を主体にした標準語を使うテレビのせい、あるいは方言は悪い言葉だと教えた学校のせいかなと、勝手な類推をしました。方言には、標準語では表現できないニュアンスの言い回しや単語がたくさんあるのに、それが捨てられては、ふるさとの会話も味気ないものになるでしょう。
 このままでは、「話しことば」としてのふるさとの言葉が、どんどんすたれて死語になっていくのではないかと、大げさに言えば、危機感を覚えます。方言と言うものは、そこに住む人々が昔から使ってきたものであり、その生活に深く結びついています。いわば、昔の人々が語り継いでくれた無形の文化財です。                           根本 俊夫

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